01漁獲 ・水揚 げ
「かもめちくわ」の原料となるスケトウダラは、トロール漁法や刺し網漁法でとられます。スケトウダラは、ちくわやかまぼこなどの練り製品に適した魚です。
※イラストはトロール漁法です
02解体 ・洗浄
魚の頭と内臓を取りのぞき、きれいに洗います。
03魚肉採取 ・水さらし
よく洗浄した魚を身と皮・骨に分け、白い色になるよう水にさらします。
04プレス脱水
圧力をかけて魚肉の中の水分を抜きます。
05ミキシング
調味料を加えて、よくかきまぜます。
06パッキング
包装して、すり身のできあがり。
07サイレントカッター
サイレントカッターですりつぶします。
08擂潰機
擂潰とは、すりつぶすこと。
調味料を加えてよくかきまぜます。
09肉送りポンプ
肉送りポンプで練り肉を送ります。
10ちくわ型成
串にすり身を巻き付けます。
ちくわらしい形になってきました。
11ちくわ坐り・焙焼
「坐り」工程により弾力を増し、200〜250度でおいしく焼き上げます。おいしそうなちくわの焼色がつきます。
12串抜き
一本一本ていねいに串を抜きとります。
13冷却
焼きあがったちくわを冷やします。
14品質管理検査
ちくわがきちんとできているか調べ、規格外品(大きさがちがうものや焼色がうまくつかなかったものなど)、不良品を取りのぞきます。
15自動包装機
検査を完了したちくわを、自動包装機で袋詰めをします。
16最終検査
金属探知機(ちくわの中に異物が入っていないか探す機械)などを使用して、もう一度不良品や包装状態をよく調べます。
17自動梱包機
最終検査を合格した、かもめちくわが自動梱包機で箱に詰められ、全国へと出荷されます。
すべて自動で制御された機械で一貫生産することで、製造にかかる時間を短くします。また、最終ラインでは、熟練したスタッフが二重三重に厳しく製品チェックをします。
たくさんの技術とこだわりを持って作られたマルヨ水産の「かもめちくわ」は、おいしさに安心と信頼をそえて、今日もたくさんのお店に届けられています。